80年代に登場した国産初のミッドシップスポーツカーがMR2。
パワー控えめな1.6リッターの4A-Gエンジンを採用したが、後期からはスーパーチャージャーモデルも追加。
続く2代目では2リッターターボとしてパワー志向のユーザーにも訴求したが、ハンドリングがシビアだという風潮で盛り上がりにかけた。
その反省を生かして3代目となるMR-Sでは1.8リッターNAエンジンのみとして、軽快なハンドリングが楽しめるオープンカーに生まれ変わった。
そうなのだ、MR2が狭苦しい室内だったことから一転、MR-Sではフルオープンが楽しめるミッドシップスポーツカーとして、より魅力的な存在になったのだ。
そのMR-Sも生産終了から早くも11年。
オープンカーということで、そろそろ状態のいい中古車を見つけずらい状況になってきた。
どんなクルマでもそうだが、ちょい古なモデルならなおさら、ワンオーナーものに限る。
古くなっても乗り続けていたと言うことは、それなりに愛着がありメンテや整備にお金と時間をかけているはずだから。
稀に乗りっぱなしのワンオーナー車もあるけれど、スポーツ系車種の場合それは珍しいケース。むしろ丁寧に乗られているケースがほとんどだ。
今回紹介するのは、まさにワンオーナーで大事にされてきたスポーツカーの標準的なケースと言える。
2000年式のMR-Sで、写真を見ていただければ保管状況がよく丁寧に扱われてきたことがお分かりいただけると思う。
まずポイントはヘッドランプ。
MR-Sのレンズは樹脂製なので、10年も経つとシラっちゃけてクスんでいるものがほとんど。
なのにこのクルマはまだクリスタルな感じがそのまま残っている。
これは間違いなく直射日光を浴びない環境で保管されていた証だ。
そのためだろう、ボディの塗装も非常に良い状態。
タンのホロを見れば一目瞭然だが、この専用色グリーンマイカとタンのホロは2000年に追加された最高級グレードであるVエディションにだけあった設定。
高級感を付加したラグジュアリーモデルでもあるのだ。
しかも走行距離が驚異の8000キロ台! 完全にセカンドカー的な扱いだったのだろう。
なので、しばらくはエンジンに回しグセをつける必要があるかもしれないけれど、そうなればこれから一番オイシイところを味わえる。
年齢的なもの、費用的なもの、事情はそれぞれだろうが新車で買えなかった人に、ぜひ味わっていただきたいクルマだ。
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